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今回は、「客室の明かりが暗くなるのは、「眠りやすくするため」だけじゃない？！」

飛行機に乗ったとき、離着陸時は機内灯が消えて、客室が暗くなりますよね。
「眠りやすくするために、わざわざ暗くしてくれるんだな」と思っていませんか？

実は、それが理由ではないんです！

機内を暗くするのは、何かトラブルが起きたとき、
人間の目の性質を利用して、脱出しやすくするため。
明るい場所から、急に真っ暗な場所に行くと、暗さに慣れなくて何も見えませんよね？

目が明るさに慣れるのは、30分程度かかるからです。

しかも、一番トラブルが起こりやすいのは、離着陸のとき。トラブルに備えて、
乗客の目を暗さに慣らしているんですね。皆さん、ご存知でしたか？

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鈴木 伸也

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