ローマ散歩?!

私だけのイタリア紀行

みなさんはイタリアというとどこの街を想像しますか?

ローマ?

フィレンツェ??

ベネチア????

それぞれに魅力的な街ですよね。

ということで今日はローマのお話し。

新米ツアコン時代、最初の数回はイタリアと

言えばローマにしか出かけたことがありません

でした。

空港からレオナルドダビンチの巨大像の背中を

見て高速に乗り、冬小麦の畑を眺め、ようやく

テベレ川が見えてきます。

このあたりに来ると遠く小高い丘の上

「エウル」が見えて来て、ムッソリーニの時代の建物

も見え隠れして来ます。。

やがてローマの市内に入ってくると、国連機関の

FAOの建物を通り過ぎ、いよいよ古代ローマへと

車窓の景色が変わってきます。

映画で有名になったチルコマッシモの競技場跡や

アッピア街道の笠松の並木道などを見ながら

いよいよ巨大な円形競技場「コロッセオ」に到着。

古代ローマの遺跡群に到着すると、ローマに来た

ことを肌で感じたものです。

italia2 1613

ローマの街の散策は、巨大なデコレーション

ケーキなどと陰口を叩かれながらも異彩な存在感

のあるイタリア統一記念の

「ビットリオエマニュエル2世記念碑」

を目安にすると、迷った時にとても便利です。

道路を挟んでこの記念碑の前に続く大通りが

「ビア・デル・コルソ」。

いわゆるローマの中心でこの通りを抑えて置けば、

スペイン階段はじめ、名だたるブテックに行くことが

出来ます。

ちなみにこの通りにはあまりうれしくない

「ジプシー」(最近は身なりも同化してるので要注意!)

が常駐しているので、貴重品にはくれぐれも

注意しなければならないことをお忘れなく。

最近は解りませんが、私がツアコンだったころは

駅からのびる大通り「ビア・ナッチョナーレ」の

界隈にあるホテルに泊まることが多かったので、

お客様の自由行動時にはこの通りとコルソ通りと

とりあえず抑えて置けば行動することができること

を散歩するときのコツとしてお教えしたものです。

イタリアはどこでもそうですが、ただ街をさまよって

いるだけでもまるで歴史の1ページに迷い込んだ

ように楽しいものです。

そんな時には以前お話ししましたが、ギリシャ神話

を読んでおくと楽しいですよ。

街の噴水、ちょっとした街角の彫刻から絵画に

至るまでギリシャ神話の神様がとても頻繁に登場

してきます。

それぞれ特徴があるので、これがヘラであれが

アポロン。ふ~んこれがヘルメス(エルメス)か・・

何々これが美の女神??

なんて思うこともあったりするから楽しいですよ。

古代とルネッサンスそして近代。

色々な時代を一度に堪能できるイタリアで一番

大きな街「ローマ」の魅力かも知れませんね。

秋も深まり寒い季節がやって来たら、ひさしぶりに

プンタレッラのサラダ食べに行きたいな~!

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そうそう、これからの季節、貴重品とひったくりに

気をつけて夜のローマ散歩も魅力的です。

イタリアに行きたくなったら私たちに

相談してくださいね~!

 

 

 

 

 

 

 

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WATANABE
i.m.a.イタリア文化交流事業(http://www.imodialtri.com/)渡邉と申します。 気がつけばイタリアとのお付き合いが始まって早00年。(何年かはヒミツ!^^) イタリアの魅力を不思議を習慣をより多くの方に少しでもご紹介できればと考えております。 これまで培ってきた旅行業界での長~~い経験も生かして少しでも皆さんのお役に立てたら!と考えています。海外渡航国数は50ヶ国以上。ヨーロッパ、中国に強いです!!
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